AzureWebサイトで公開されているWebサイトのDBをポータルから操作する
Azure上にデプロイしてあるWebサイトのDBをやむを得ず原始的に操作しなければならなくなったので, 覚書ついでに説明します.
やり方
さっそく実践してみます.
まず今回は, Azureポータルから操作するということでAzureポータルの操作したいWebサイトのダッシュボードに飛びます.
次に, ダッシュボードの下のリンク済みのリソースの項目からデータベースに相当するリソースを選択します.
データベースの管理画面にアクセスしたら, ダッシュボードに入り下にスクロールすると, URLの管理という項目とともに URLが書かれているはずです.
今回は, そのURLにアクセスして操作を行います.
※このサイトは, Silverlightで実装されているようなのでSilverlightが動作する環境でアクセスしてください. (Siliverlightのない環境では, 未確認)
アクセスするとIDとパスワードを要求されますので, Webサイト作成時にリンクした際に設定したIDとパスワードを 入力してください.
この際, IDの上にデータベース名を入力する場所がありますが, 注釈通り無視して構いません.
当初アクセスしようとするとエラーが出るかと思われます.
エラー内容を見るとおそらくファイアーウォールが云々と書かれているかと思われます.
これは, DBにアクセスするためのIPアドレスをファイアーウォール構成に入れておかないとアクセスできない仕様だからです.
そのため, DBのダッシュボードの以下の項目から設定を行います.
アクセスしたあとは, 中身はいじり放題です.
管理の項目では, 残りの容量や使用している容量, デザインの項目では, テーブルをGUI的に設計, 変更したりできます.
また, デザインの画面の上のほうのデータを選択すると, 実際に格納されているデータを見ることができます.
このデータも通常通り厳密に依存関係等に縛られて操作されるので, データの変更の際は依存関係の項目からしっかり 依存関係を精査したうえで依存関係の順で変更を施してください.
最後に
これで, Azureポータル上からデプロイ後のDBの中身の操作を行うことができるようになりました.
このような原始的な方法もサイト上に直接既存データを操作するような方法を仕込むよりもヒューマンエラーなどでデータを消去してしまう 可能性などが少ない分安全かもしれませんが, あまりスタイリッシュな方法ではないようにも感じますので, そのへんは適宜自己判断でということで.