知らぬ間にAzure IoT Suiteがサービスインしてたので触ってみました
IoT Suiteを始める
サイトはここです
開くとこんな画面
まだリモート監視の機能しか使えないらしいです。
故障予測的なやつはComming Soon
とりあえず画面ポチポチしてソリューションを作りましょう
Azureのサブスクリプションが必要なので持ってない人は作りましょう。
ちなみに提供されているリージョンは
です。
Azureはリージョン間通信をすると結構お金取られるのでIot Hubなどのサービスもまだ東アジアが日本だと最寄りになるので
IoT系のことを何かしたかったら全部東アジアに作りましょう。
ちょうど海底ケーブルがいいやつに変わったらしいので昔ほどレイテンシが気にならなくなってるっぽいのでそこまで困らないかと思います。
IoT Suiteを作ると自動的に
- Azure IoT Hub(高パフォーマンス)
- Stream Analytics
- DocumentDB
- Azure Storage(LRS)
- App Services
- Event Hub
- Bing Maps API for Enterprise
が作成されます。
ここら辺やっぱりIoT Suite自体がサービスってことではなくて概念的なものに近いのかなと
IoT Suiteのソリューション名が充てられたリソースグループが作成されて、その中に諸々のリソースが展開されます。
ちなみにIoT Sutieで立ち上がるサービスの金額の内訳は下の通りです。
サービス | プラン | 料金 |
IoT Hub | S2 | \25500/月 |
Stream Analytics | 3ユニット | \3.17/時間 x ユニット数 |
DocumentDB | S2 | \5100/月 |
Azure Storage | GRS | \4.90/GB ~ |
App Services | Standard S2 | \15198/月 |
Event Hub | Basic | \1122/月 |
Bing Maps API for Enterprise | Internal Website Transactions Level 1 | 0円 (10000トランザクション) |
Bing Maps APIよくわからなかったのとEvent Hubとかもなんかプランが分からなかったので参考程度にとどめておいてください。
それにしても高いけど…
IoT Suiteのソリューションができるとこんな感じ
Launchボタンを押すとダッシュボードに飛びます
デフォルトでデモ的にデバイスが複数登録されています。
左のメニューのDevicesから確認できます。
左下のAdd Deviceを選択すると実際のデバイスを登録する画面と仮想的にデバイスを追加する項目が出ます
作成すると、デバイスIDなどが生成されるのでアプリケーションの設定で生成したデータにデバイスIDなどを差し替えるとうまく動くのかなって感じです
左メニューのRuleの項目を選択するとデータフィールドの値に対して閾値を設定してアラートを飛ばすなどの監視を設定できます。
このアラートなどのアクションは、左メニューのActionsの項目で確認できます。
まとめ
デバイスの追加以外の機能がどこにあるのかよくわからなかったのでほんとにまだまだ初期段階って感じの印象です。
これからの発展に期待って感じですね
あと普通に全部のサービスそのまま回してるといいお値段なので使わないときはさっさと止めておきましょう