VisualStudio2013は, 少し前にUpdate1がリリースされたばかりです2月の終わりごろにUpdate2のCTP(Community Technology Preview)がリリースされたので入れてみました.
VS2013のライフサイクルは, 定期的な大型アップデートが予定されているのでこれからも次期バージョンがリリースされるまで定期的にアップデートされていくようです.
現在正式リリースされているUpdate1は, 大きなアップデートというよりもバグフィックスが主で特別大きな更新はされませんでした.
今回のUpdate2では, 2月末のリリースということでAzureのデータセンター新規開設と合わせてきたのかどうかは, 定かではありませんがしっかり大型アップデートが施されました.
今回の更新での主だった機能としては,
- TypeScriptの標準対応
- SCSS, JSONファイルのプロジェクトへの追加機能
- CPU使用率の詳細なレポートの作成
などが挙げられます.
TypeScriptの標準対応は, TypeScript 1.0 RCが2月末にリリースされたことに合わせての更新のようです.
また, CSS拡張のSCSSファイル, Webなどでよく使われるJSONファイルを扱う機能が追加され, これらのファイルのシンタックスハイライト機能が追加されました.
CPU使用率の詳細レポートは, 今回の更新で一番目玉になる機能かと思われます.
分析ツールを使用する際にCPU使用率の項目にチェックを入れておくと, メソッド毎のCPU使用率の確認や, スレッド毎の時間のかかり方などのレポートを見ることができるため, 今までよりも格段にパフォーマンスチェックがやりやすくなります.
このUpdate2ですが, まだCTP1の状態であり, 本番環境での使用許可などはまだなく, 機能の確定もCTP2になるということなので, 試してみるか程度の認識で使用してみるとよいかと思います.