ごった煮

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VisualStudio14CTP3を入れたらなぜかMVCアプリが500を返す場合の対処法

VisualStudio14CTP3(以下VS14)がリリースされて1か月と少しが経ちました.

CTP3になって, 既存のVisualStudioとのside-by-sideでのインストールができない問題が解決されたので早速入れてみたわけです.

とりあえずMVCアプリの基礎が構築されているテンプレートを作成して起動してみたら見事に500エラーを返してきました. ← リリース直後
その後一か月ほど放置した後にいろいろやってなんとか起動にこぎつけたのでメモとして残します.

Issue

まずことの顛末としては, なんとなくgithubを眺めていたら見つけたこのissue

K web app gives 500 Internal Server Error

このissueとほぼ同じ問題だったので, ここの解決策通りにまずやってみたわけです.

ここの解決策としては, alpha3のランタイムを使っているから最新のalpha4にしろって話だったわけなので, VS14で使われているバージョンを確認したら1.0.0-alpha4-...と, 明らかにalpha4.

コマンドラインからkvmのバージョンを調べてもalpha4。ちょっと意味わかんないですね.

そこで, どうしたもんかと思ってふとランタイムを消したらどうなるかと思い試しにランタイムが格納されているUsersuser.kreを削除してみたら動いたといった感じです.

そこで, VS14のランタイムバージョンをもう一度確認したらaplha3になっていると早速意味が分からない状況.

そこで, 新たにコマンドラインから最新のkvmをインストールしたところ, alpha4がインストールされ, VS14の項目もalpha4になりました.
そこでアプリケーションを実行しようとしたら次は, kre-svr50-x64.1.0.0-alpha4-10353 をインストールしてくれとエラーが出てビルドができなくなりました.

そこで, コマンドラインから

kvm install latest -x64

で64ビット版をインストールしたらなんとかビルドはできるようになりました. しかし, 最初と同じように次はまた500エラーが返ってくる状態に戻りました.

ということで, 現在使用するランタイムをalpha3に戻して動作させています.現在alpha4での動かし方を探していますが, 似たような現象でお困りの方がいらっしゃったら参考にどうぞ

追記

githubのREADMEを見たらmasterがalpha3になっていることとlinuxで最新版を入れてみたらalpha3だったのでおそらくalpha3が一番まともに動く奴のようです.