以前ちょこちょことTypeScriptについての記事を書きました.
TypeScriptを書く環境で一番最初に挙げられる環境は, やはりVisualStudioかと思われます.
しかし, WebStormというIDEがなんだかいい感じであるといった噂を耳にしたので, 少しWebStormの紹介をしてみます.
入手方法
WebStormは, ここから入手可能です.
このIDE自体は, 有料ですが一定期無償で使用できるので, 試しに使用することが可能です.
TypeScriptを書いてみる
まずは, 空のプロジェクトを作成します.
作成したら, プロジェクトメニューのプロジェクト名を右クリックし, Newを見るとデフォルトでTypeScriptファイルが 選択できます.
これで, いつも通りTypeScriptが使用できます.
コードを書き終えたらコンパイルする必要がありますが, まずは以下の画像の赤枠の部分を選択してFile Watcherの設定を呼び出します.
Add WatcherをOKすると, 次回TypeScriptファイルを編集した時点から保存時に自動でコンパイルがされて以下のようになります.
TypeScriptファイルを編集してて気が付いたかもしれませんがこのIDEは, 正直なところVisualStudioのintellisenseよりもJavaScript, TypeScriptファイルに対しては強力な自動補完機能などを備えています.
たとえば, constructorなどの当り前に書く定型文のような部分も, VisualStudioでは, 補完がデフォルトでは効きませんが, WebStormでは, 補完してくれます.
そのほかにも, VisualStudioでは, 追いきれない補完もある程度行ってくれます.
最後に
WebStormは, Windows以外にもMacやLinuxでも動作します.
そのため, VisualStudioが使用できない環境しか持っていなくてTypeScript導入に足踏みしていたような方でも, 手軽に扱えるようになるかと思います.
正直かなり強力なIDEですので, TypeScript以外の用途でもおすすめのIDEなので, 一度試してみることをお勧めします.