MongoDBのホスティングサービスには、MongoHQとMongoLabという2つのサービスがあります。 どちらも出来ることはほぼ同じですが、今回はその微妙な違いが知りたかったので調べてみました。
背景
MongoHQは、Yコンビネーターの2011年ビジネス科卒業生達によって作られた。 Yコンビネータからは42万ドルの投資を受け、Top 10 Enterprise Cloud App Services of 2011の4位に入賞。 Herokuとの相性が良い感じ。
MongoLabは、2011年に創業されて急速に広まった。 初期段階でBaseline Venturesから300万ドルの投資を受け、その後追加で500万ドルの投資を受けた。 AWS, Google Cloud, Windows Azureなどと提携している。
料金
MongoHQは、512MBまでは無料で使える。 基本的には月$18/GB(約2000円)なので、データを沢山入れれば高くなる。 標準でSSDを使ってるっぽい。
MongoLabは、512MBまでは無料で使え、$15で8GBまで使えるようになる。 正式に運用する際は、最低でも$89のプランが推奨される。 SSDを使うには専用クラスタが必要になるので、$200以上のプランになるらしい。 この料金が一回払いなのか、毎月払いなのかがよく分からない…。
提携サービス
MongoHQが提携しているのは、以下の5つ。
- Heroku
- AppHarbor
- CloudBees
- Cloud9
- AppFog
MongoLabが提携しているのは以下。すごく多い。
- IaaS:
- Amazon EC2
- Google Cloud Platform
- The Joyent Cloud
- The Rackspace Cloud
- Windows Azure
- PaaS:
- AppFog
- AppHarbor
- cloudControl
- Cloud Foundry
- Engine Yard
- Heroku, Nodejitsu
- Windows Azure
まとめ
色々調べてみた感じだと
- 料金はMongoLabの方が安いかも(微妙)
- Heroku+MongoHQの相性が抜群
- AzureとMongoHQは提携していない
という感じですかね。 HerokuでホスティングするならMongoHQ、それ以外ならMongoLabで良いと思います。