ごった煮

色々な事を書いてます

API Management の死活監視を設定する

API Management と Application Insights を組み合わせると、既定の死活監視が動きますが、このあたりの資料が全然出てこないので、 備忘録として簡単に残します。

前提

今回は、ポータルからの操作に対して言及します。

IaC で設定すると、この部分は既定で有効にならないかもしれないので、注意してください。

また、Consumption プランを前提に話を進めるので、それ以外のプランと挙動が異なる可能性があります。

死活監視の動き

API Management に対して、Application Insights を有効化すると死活監視が設定されます。

既定では、{APIM のエンドポイント}/status-0123456789abcdef に対して、世界中のデータセンターからリクエストがリクエストが送られます。

Application Insights のログを見ると、ここに対してガンガンリクエストが送られているのが分かります。

このエンドポイントですが、Consumption プラン以外では、APIM 側でエンドポイントが用意されているようなのですが、Consumption プランでは、 このエンドポイントは既定で 404 になります。

Consumption プランは、可能な限り料金を節約したいユースケースが多いと思うので、このリクエストはあまり歓迎出来ない挙動です。

死活監視を設定する

死活監視の設定は、Application Insights の画面から行います。(APIM の画面にはないので注意)

Application Insights > Investigate > Availability に移動します

↓ のような画面が出てきます。

エンドポイント横の・・・を選択すると、Edit するか、停止するかが出てきます。

シンプルに止めたい場合は、Disable します。

Edit パネルでは、エンドポイントを差し替えることも出来るので、任意のエンドポイントへの変更も可能です。

まとめ

API Management の画面から編集させてほしいですが、こればっかりは仕方ない