Visual Studio 2022 が出て久しいですが、Cloud Exolorer がリタイアした為、リモートデバッグの方法が変更になりました。
正直あまり使用しない機能ですが、いざという時に便利なので、備忘録として残します。
手順
- Connected Services にて対象の App Service を追加する
- Connected Services から対象の APp Service に対してリモートデバッガを Attach
Connected Services に App Service を追加する
Connected Services は、ソリューションエクスプローラ > プロジェクト
からアクセスできます。
デフォルトだと、何も設定されていないので No service dependencies discovered
となっているはずです。
Connected Services を右クリックすると、Managed Connected Services
の項目があるのでそちらを選択します。
Connected Services の管理画面は、次の様な画面です。 この画面から、App Service の参照を追加します。
画像内の赤枠、右上の + マークか、Add a service dependency
を選択します。
赤枠の項目を選択すると、ダイアログが出てきます。
ダイアログを一番下までスクロールすると、Azure App Service
の項目が出てくるので選択します。
Azure App Service
を選択すると、リソースを選ぶ画面が出るので、リモートデバッグしたいリソースを選択します。
リソースを選択すると、色々処理が走りますが、次の様に Complete が表示されたら完了です。
リソースが追加されると管理画面とソリューションエクスプローラに名前が表示されます。
リモートデバッグを実行する
※ 初回実行 or 前回のリモートデバッグから時間が空いている場合、App Service のリモートデバッグをオンにしたりする処理が走るので、少し時間が掛かります。
Connected Services の管理画面から
デバッグしたいリソースの隣にある 三点リーダー > Attach Debugger
からリソースのプロセスにアタッチします。
ソリューションエクスプローラから実行する
ソリューションエクスプローラの Connected Services > 対象のリソース
を右クリックして、Attach Debugger
を選択します。
まとめ
VS 2019 から手順が少し変わりましたが、これでいつも通りのリモートデバッグが出来るようになりました。 リモートデバッグだと、Debug ビルドでデプロイする必要があるなど、スナップショットデバッグと比べて、そこまで使い勝手が良いわけではないですが、いざという時に使えるので覚えておいて損はないと思います。