ODataを使用する際、OData用ライブラリを使う場合などでPocoがあると何かと便利なので、Pocoを生成する簡単な方法についてメモを残します。
やってみる
ツールを入れる
odata2pocoという便利なツールがOSSで公開されているのでこちらを入れます。 dotnetコマンドが入っている前提なので、先にdotnetコマンドを入れておきましょう。(dotnetコマンドを使わない方法も一応あります。)
dotnetコマンド
dotnet tool install --global OData2Poco.dotnet.o2pgen
何もエラーが出なければインストール完了です。
使ってみる
基本的なコマンドは、
dotnet o2pgen
です。
認証があるURLに対してのコマンドは、以下のような感じ
dotnet o2pgen -r "Url" -u "ユーザID" -p "パスワード" -o "認証方式"
認証方式は、none、basic、token、oauth2の4種類、デフォルトはnoneなので、basic認証が掛かっている対象に対してユーザIDとパスワードを設定しただけで 認証方式を指定しないと認証エラーが返ってくるので注意が必要です。
これを実行するとpoco.csというPocoが生成されます。 ファイル名を指定する場合などは、以下のような感じです。
dotnet o2pgen -r "Url" -f "ファイル名" -x "メタデータファイル名" -u "ユーザ名" -p "パスワード" -o "認証方式"
まとめ
生のODataもいいけどPocoがあると便利ですよね